Primary Coat(完全無機質ポリシラザンコート剤4本セット)
商品名:Primary Coat(完全無機質ポリシラザンコート剤4本セット)
用 途:完全無機質ガラスコート、Silica Coatの下地処理コート 成 分:ポリシラザン・ミネラルスピリット・キシレン ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 完全無機質Silica Coat、フッ素コートF coatの下地処理コートおよび完全無機質ガラスコート剤として単独でもお使いいただけます。 Primary Coatの成分である「パーヒドロポリシラザン(PHPS)」について少しご説明をさせていただきます。(以下PHPSと呼びます) 「Primary Coat」は、AZ エレクトロニックマテリアルズ株式会社が独自製造しているPHPSを主成分とした「アクアミカ」を使用しています。 「アクアミカ」は最近では取り扱われる会社が変わったようで、現在は「トレスマイル」と呼ばれているようです。 Primary Coatは、弊社独自の成分配合により、手塗りでもムラなく塗布できるよう作業性を重視し、クラックの起こりにくい程度まで濃度を上げ被膜特性を極限まで向上させました。 主成分の「PHPS」は独自に大気中の水分と反応してシリカガラス(完全無機質)に転化することができます。 通常、特にSilica Coatなどの無機質のコート剤は塗装などの有機被膜との密着性は非常に弱い為、はがれやすいので持続性はあまり良くはありません。 このことは撥水コートではありますが、密着性について考えればフッ素コート(F coat)にも当てはまります。 また、SILICONE COATやRV-G protect high gradeなどの撥水コートは、主骨格が無機質で周りに撥水をさせる有機基がついているハイブリッドなシリコーンは、Silica CoatやF coatと比べると有機質の塗装には格段に密着性は良いのですが、 最近の塗装の大半がウレタン塗装で、このウレタンとの相溶性となるとシリコーンよりもPHPSのほうが格段に優れるため、撥水コートでもPHPSをベースコートで使用したほうが密着性が増すことになります。 自動車の塗装はシリカガラスと比べると柔らかいので塗装表面に汚れが入り込みやすく取れにくくなることが多いのですが、Primary Coatを塗布することで硬いシリカガラスの被膜がこれらの汚れの食い込みを防ぐことが出来るのも特徴の一つです。 以上、「Riverail Glass Coating Systemについて」をご参考にしてください。 Silica Coatは完全無機質のコート剤ですが、水がベタ〜っとなじむためには基材が無機質でないとこのような現象を得ることが難しく、一般的にコーティングを施すのは車が大部分です。 しかしながら、車の塗装は有機質です。 この有機質の基材にSilica Coatを塗布しても、通常の雨量ではガラス以外水滴が残ってしまいます。 水滴が残ると言う事は雨染みの原因になると言う事で、これを防ぐには基材から無機質に改質することが必要になります。 Primary Coatの主成分である「アクアミカ」は、アクリル塗装と相性が良く無機質に改質し、Silica Coatの親水性を最大限発揮できるので、塗装に塗布しても通常の雨量で水が濡れ広がらせることが可能となります。 下の写真は、Primary Coatを施してからSilica Coatを塗った場合と塗ってない場合の比較写真です。 降雨の状態に似せるために少し蛇口を絞りシャワーを上に向けて30秒ほど放水しました。 写真のように、Primary Coatで下地処理をしてからSilica Coatを塗布したほうが親水性が高いのがご理解いただけると思います。 施工説明書を良く読まれて施工をお願いいたします。
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